ぐるぐる海友舎プロジェクト 沿革

2012年4月〜  近隣住民から「“あの建物”が取り壊しの危機にある」と聞き、所有者を訪ねたところ「建物に愛着があり壊すのは忍びない」と江田島市に建物の寄贈を申し入れたが財政難を理由に断られたことをきっかけに取り壊しを含めて検討していることが発覚。

 

2012 年10 月〜  所有者の協力を得て江田島市内外の有志により建物の維持管理をお手伝いする任意団体ぐるぐる海友舎プロジェクトを発足。海友舎の長年使用されていない部屋や倉庫の清掃活動を開始し、延100 名を超えるボランティアの手で海友舎を活動スペースに再生。また、近隣に暮らす高齢者から建物や地域の歴史文化に関するヒアリング調査を開始。

 

2012年11月  近隣住民を対象に「建築見学会」を開催。以後、不定期に見学会を開催。

 

2013年5月  「オープニングパーティ」開催。以後、毎月1回の清掃活動を開始。

 

2013年8月  会員が主体となり海友舎を活用する「ぐるP部活動」の活動開始。

 

2013年10月  「出張No89 in 江田島 海友舎」(マルシェ・ライブ)開催。江田島市内外から2日間で500名を超える来場者を記録。以後、年1回程度で開催。

 

2013年10月  オリジナルグッズ「海友舎てぬぐい」制作、販売開始。

 

2014年5月  「ぐるぐるしましまあるある―瀬戸内の島々をぐるりとつなぐ―」(マルシェ・トークイベント)開催。(瀬戸内しま博覧会「瀬戸内しまのわ2014」実行委員会協力,公益財団法人ひろしま文化振興財団助成)

 

2014年10月  海友舎の周辺地域を紹介する「ぐるぐる散策マップ」発行。

 

2014 年10 月  海友舎が「ひろしまたてものがたり魅力ある建築ベストセレクション30(審査部門)」に選定。以後、ひろしまたてものがたり関連行事を年1回程度で開催。

 

2015 年3 月  江田島の歴史と文化に関する調査報告「築百年の洋館“海友舎”の再生からはじまる記憶の継承」発行。(一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団助成)

 

2015年3月  海友舎の実測や文献調査を経て「海友舎建築歴史調査報告書」発行。(特定非営利活動法人歴史建築保存再生研究所歴史建築保存調査助成)

 

2015 年7 月~  「ぐるぐる島ペインティングプロジェクト―島の地域資源を活用した島の未来を担う人材育成―」活動開始。(公益財団法人マツダ財団2015 年度市民活動支援助成)

 

2017年11月  歴史的建造物を活用したまちづくり講座とまちづくり討論会「ぐるあるミーティング」開催。(公益財団法人日本離島センター離島人材育成基金助成事業)

 

2019年6月  特定非営利活動法人ぐるぐる海友舎プロジェクトの設立総会を開催。