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「海友舎の勉強会と見学会」を開催しました

 昨年末から時間をかけて準備してきた、渡邉先生を講師に招いての「海友舎の勉強会と見学会」を開催しました。

 

ぐるPにとっては久しぶりの主催イベント。今回はフライヤーも印刷して各所に郵送したり、ご近所に配って回ったりと、告知も丁寧にやってきました。多くの人に渡邉先生のお話を聞いてもらいたいというのも、もちろんありますが、ご近所の方々にも海友舎に足を運んでもらいたいという気持ちもあったからです。

 

その甲斐あって、遠方からもご近所からも参加者があり、20名の想定を上回る25名程度の方々に参加していただきました。おかげさまで満員御礼です!

 

渡邊先生にはぐるP発足当初も、そして10年前にも海友舎の建築調査にも協力していただいたご縁もあり、今回久しぶりのうれしい再会となりました。

 

前半は講演会。「古いたてものを残して活かす」と題した講演会は3部構成で、渡邊先生が長年関わってきている尾道空き家再生プロジェクトの活動事例紹介、『台湾日式建築紀行』の著書もある渡邊先生の台湾で見て来た日式建築の保存再生事例、そして江田島は海友舎の保存活動の大切さについて語っていただきました。

 

後半は、特別にお願いして、渡邉先生による「海友舎ガイドツアー」。渡邊先生ならではの建築的な視点で、海友舎の魅力をご案内していただきました。

 

古い建物を地域に残す価値、各地で保存再生活動に関わる人々の情熱、そうしたものが地域の人々に伝わってくることで、地域の風景が形づくられていく。イベント後にコメントシートを書いてくれた参加者の方々も、建物に対する愛着が湧いてきたみたいでした。

 

そして、いつもそうなのですが、海友舎での我々の地道な活動を、ずっと暖かい目で見守りながら励まし続けてくれる渡邊先生の言葉に、メンバーみんな勇気をもらい、これからもがんばって続けていこうと思うのでした。ありがとうございました!!

 

※令和元年度及び令和5年度、江田島市協働のまちづくり地域提案型活動支援補助事業による助成を受けています。

 

また、いつもいつも、こうしたイベントの際には手弁当で撮影に協力してくれて、素敵な写真を撮ってくれるおださん、ありがとう!!(写真撮影/織田泰正)