1888年、海軍兵学校が築地から江田島へ移転してきました。それに伴い、海軍兵学校で働く兵士や下士官用の娯楽兼福祉施設として、中郷地区に建てられたものが、旧江田島海軍下士卒集会所「海友舎」でした。1948年、海友舎は民間に払い下げられ、健康器具販売の会社を立ち上げた元海軍士官の二人が購入。戦後しばらくは、戦争未亡人のような地域住民への職業普及事業の一環として、洋裁教室の場としても使用されたといいます。その後、海友舎は会社の事務所として使用され続けてきました。2012年9月、海友舎を使用してきた事務所が撤退。空襲さえも免れてきた歴史的に貴重な木造建造物、海友舎は空き家になろうとしていました。

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